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下水道の安全性を確保するために全国特別重点調査の結果と今後の対応

2026年02月09日

ブログを閲覧頂き、ありがとうございます。クボタ建設です!
今回は、国土交通省が要請した「全国特別重点調査」について、2025年8月時点の調査結果を踏まえて分かりやすくまとめます。下水道は普段目にすることがないインフラですが、私たちの生活を支える重要な存在です。

なぜ今「全国特別重点調査」なのか?

近年、全国各地で道路陥没事故が多く報告されています。その背景には、老朽化した下水道管路の劣化が深く関係しています。こうした状況を受け、国土交通省は古い下水道管路を対象とした「特別重点調査」を全国の自治体に要請しました。

対象は以下の条件を満たす管路です:

  • 管径2m以上
  • 1994年度以前に設置
    全国で約5,000kmに及び、そのうち腐食リスクや地盤条件が悪い約1,000kmが「優先実施箇所」とされました。

調査方法と進捗(2025年8月時点)

調査は以下の方法で進められました:

  • 潜行目視調査(人が直接内部を確認)
  • テレビカメラ調査
  • 打音調査(リバウンドハンマー等)
  • 空洞調査(道路上から探査)

優先区間813kmのうち、730kmで目視調査、137kmで打音調査が完了しています。

分かったこと①:緊急対策が必要な管路

2025年8月時点の結果では、**緊急度Ⅰ(1年以内に補修が必要)**と判定された管路が72km、**緊急度Ⅱ(5年以内に補修が必要)**が225kmに上りました。特に腐食や損傷が進んだ曲線部などで劣化が顕著でした。

分かったこと②:隠れた“空洞”の存在

道路陥没の原因となる空洞も確認されました。285kmの調査で6箇所に空洞が見つかり、うち4箇所はすでに補修済み。残りも早期対策予定です。

分かったこと③:自治体ごとの差

128団体が調査対象となり、71団体で緊急度Ⅰの管路が確認されました。千葉県や大阪府などでは追加調査や補修設計が進んでいます。

今後の対応方針

国は未調査部分の早急な実施、判定箇所の確実な補修、自治体との連携強化を継続。来年度末までに全国調査完了を目指しています。

まとめ:見えないけれど最重要なインフラ

今回の調査で、劣化の実態や空洞の発見、優先補修区間の特定が進みました。道路陥没は「偶然」ではなく、データに基づき防ぐ時代へ。クボタ建設も、最新技術を活用した安全なインフラづくりに貢献していきます。


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