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ダクタイル管樋門推進工法

樋門管体内側より構築する遮水壁築造技術

ダクタイル管樋門推進工法は、地盤変状にも順応する柔支持方式の、推進工法用US形ダクタイル鉄管を用いて、推進工法により堤体内に樋門管体を布設した後、管内から溝掘削を行い鋼矢板と同等の遮水壁を非開削で構築する工法で、㈱クボタと当社で共同開発した技術です。

従来の樋門は良質な地盤に支持杭等で支持する剛構造で設計されていましたが、基礎地盤の沈下に伴い堤体と管体との間に空隙が発生し、堤防としての治水安全性に大きな問題があることから、「支持杭による剛支持方式」から「直接基礎を主体とする柔支持方式」への転換が図られています(「柔構造樋門設計の手引き」、国土技術研究センター編)。

本工法の特長は、US型ダクタイル鉄管による柔構造樋門から遮水壁までを、非開削で一体として構築することで樋門および周辺堤防の安全性の向上が期待でき、同時に工期短縮、コスト削減も可能となります。

特長



遮水壁の役割

構造概要

完成図

鋼製遮水壁と推進工法用ダクタイル管

鋼製遮水壁

施工状況(遮水壁取付け)



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