非常に短い工期の中、想定外の地質にぶつかることや雨季による増水等で中断を余儀なくされることもありましたが、2016 年7 月に無事完成。これによりコンポンチャム市で37,100 人以上、バッタンバン市で81,300 人以上の市民に安全な水を供給することが可能になりました。
このプロジェクトでは、プノンペン市などの首都圏に比べ地方であるがゆえにワーカーの確保が難しかったこともあり、最終的に浄水場の鉄筋工の約9割が女性という状況でしたが、スキルの定着が早く施工も丁寧で、数多くのプロジェクトに関わるJICA(国際協力機構)関係者からも驚かれるほどの出来栄えとなりました。