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シートパイプインパイプ工法

シートパイプインパイプ工法の概要

市街地や道路横断など開削工法が困難な場所において、既設管に新管を挿入して管路を構築するパイプインパイプ工法です。 施工は既設管に管状のシートを挿入したのち、新管を挿入します。シートの内側に新管が配管されるため、外面平滑となるバット融着方式と相まって、引き込み時の傷付きを防止します。さらにシートの上を滑らせて引き込みを行うため、引き込み力の低減が図れます。 新管の挿入方法は立坑内で1本毎に融着・引き込みを行う方式と、事前に長尺管を製作して一度に引き込む方式の二通りの方法があり、現地の条件に合わせた対応が可能です。

概 要 図

標準断面図

シートパイプインパイプ工法の適用範囲

■新管の種別・呼び径

●水道配水用ポリエチレンパイプ50~300[JWWA K144][PTC K13]
●下水道用ポリエチレンパイプ50~250[JSWAS K-14]
●高密度ポリエチレンパイプ50~700[ISO4427]

■既設管の種別

●管の種類、断面形状は問いません
●既設管の内空断面は挿入新管の呼び径よりワンサイズアップ以上が必要です

■施工延長・曲線など

●最大施工延長は100mを目安とします(180mの実績もございます)
●曲線、屈曲などは検討致しますのでお問合せください

■主な適用ケース

●道路又は軌道の横断管路
●開削困難な市街地での布設替え
●橋梁添架管の更新
●老朽管や腐食管路の更新及び耐震化

シートパイプインパイプ工法の特長

■シート保護により以下のメリットがあります

●既設管内は簡易な清掃で問題ありません
●引き込み時に管にはほとんど傷がつきません
●摩擦抵抗力が小さいため新管の引き込み力が軽減されます

■バット融着方式による外面平滑性と柔軟性に富むポリエチレン管のため既設管によく追従します

■耐食性の高いポリエチレン管を使用するため、塩害や電食など腐食環境に強い管路が構築できます

■水道配水用ポリエチレンパイプにあっては水道事業体様の耐震化率向上に寄与します

■信頼の規格品使用(日本水道協会規格、日本下水道協会規格)



弊社では設計・見積から既設管の管内TV調査・簡易清掃、施工と一貫した対応が可能です。是非、一度お問合せ下さい。

【留意事項】

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