INTERVIEW.01
給水普及率を高め、
生活の質向上を実現する
ODAプロジェクト
2025年まで地方都市の給水普及率を100%にすることを目標に掲げるカンボジア。現在、各地で技術支援も含めた上水道施設整備を進めており、クボタ建設もさまざまなODA案件を引き受けています。私が携わっているのは、首都プノンペンから約190km北西に位置する、人口約10万人のプルサット市で日本政府の無償資金協力*のもと進めている上水道拡張計画。現在38%ほどしかない給水普及率ですが、工事完了後には約68%にまで向上すると見込まれています。安全な水へのアクセス率の向上と安定した給水サービスを提供することにより、プルサット市民の生活はより豊かに変わっていくはず。その光景を最も身近に感じられる現地で、大きな使命感を持って臨んでいます。
無償資金協力…開発途上国に資金を贈与し、開発途上国が経済社会開発のために必要な施設を整備したりすることを支援する形態の資金協力